A.天文科学館や天文台で行われる天体観測会に参加されてはいかがでしょうか。 特別観望会や定例観望会が各施設で行われています。 また、星のソムリエ達が色々な場所で天体観測をサポートしています。
A.日常生活を行う上で夜間照明は必要不可欠です。星は微かな光りです。月や木星等の惑星は都市部からでも見 えますが、彗星のように淡い天体は都市部から可能な限り離れて見ることをお勧めします。 手元に地図を用意してください。都市部から約100km離れた場所で周囲に照明が無い場所です。できれば 標高が高いほうが空気が澄んでいて星が綺麗です。ただ、そのような場所は日常生活で体験しないような出来 事が想定されますので日中に一度、下見をして安全を確保した上で天体観測を行ってください。
総合的に判断すると天文台等、食事や宿泊等が出来る快適な場所で星空を楽しむのが良いと思います。
A.どんなに大きな望遠鏡でも雲を通して向こう側の星空を見ることはできません。
日頃から天気に興味を持ち天気予報等を見る習慣をつけましょう。天気のパターンがある程度、読めるように なります。
どうしても雨の日に星空を見たくなったらプラネタリウムに行きましょう。
冷暖房完備、約1時間で1晩、星空を見た気持ちにさせてくれます。
A.望遠鏡を購入しようと思ったときにどのようなスペックが気になりますか。倍率ではないでしょうか。 倍率は高いほど対象天体の像を大きくしますが、その反面に対象天体の像が暗くなります。 適切な倍率で観測しないと暗くて見づらいということになります。
最も大切なものは望遠鏡の口径です。大きなもの程、たくさんの光りを集め対象天体の像を鮮明にします。
ただ、適切な大きさでないと扱いにくくなります。
入門機は 口径6cm屈折式経緯台が良いと思います。
体力的に大丈夫であるなら 口径10cm反射式経緯台が良いと思います。
適正な倍率は口径の2倍程度です。 接眼レンズ(アイピース)を変えれば倍率は変わります。
A.オリオン座大星雲等のクローズアップ写真は最初からいきなり撮れませんが、露出時間が30秒程度に設定でき るカメラなら三脚に載せて風景と星空を撮影してみましょう。
本格的に星雲等の写真を撮るのであれば赤道儀という架台が必要です。